Jul 14 2016

海外研修 Part3 The Hybrid Haven編 その2

2016年07月14日木曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。今回は前回に引き続きThe Hybrid Haven編です。二日目からは実際に車にも触れて勉強させてもらっています。それではレポートしていきたいと思います。

アメリカでのマイナーサービス

アメリカでのマイナーサービスとは、日本でいう12ヶ月点検のようなものです。チェック項目に従い車の点検を行います。IMG_6622チェックシートはきっちり色分けがしてあり分かりやすいです。こちらの項目をチェックしていきます。 IMG_4978これはバッテリーチェッカーです。バッテリーの電圧だけでなく温度も計ります。バッテリーの温度を計ることによって環境に応じたより正確な診断ができます。IMG_4980 IMG_4981バッテリーをチェックした後は、エアコンフィルターのチェック、ワイパーのチェック、ヘッドライトやテールランプなどの電気回りのチェックを行います。

IMG_4982エンジン周りのチェックも行います。IMG_6612リフトを上げて足廻りのチェック、タイヤローテーションを行います。それが終わるとオイル交換、オイルエレメントを交換します。IMG_6615大まかな説明になってしまいましたが以上がアメリカでのマイナーチェックです。1回のリフトの上げ下げで作業が終わるように段取りが組まれています。次に故障例を紹介していきたいと思います。

プリウスの故障事例

駆動用モーター

IMG_6483こちらは約10万キロ走行したプリウスの駆動用モーターです。IMG_6482写真の部分がショートしてしまっています。こうなってしまった原因は10万キロ走行する間1度もATFを交換していなかった為、鉄粉がモーターの方へ回ってしまったことによりショートしたようです。

PCVバルブ

PCV(ポジティブクランクケースベンチレーション)バルブは、ブローバイガス(シリンダーとピストンの間から吹き抜けてしまったガス)をインテークマニホールドに戻して燃焼させる為のホースの途中についています。IMG_6514

スロットルバルブから吸入される空気量に応じて、ブローバイガスを吸入させる量をコントロールするのがPCVバルブです。

30プリウスでは走行距離20万キロを超えるとPCVバルブが開きぱなしになってしまうことがあり、エンジンオイルを消費してしまいます。

そのためThe Hybrid Haven では15万キロ走行時に、PCVバルブ、ホース、プラグの同時交換することを推奨しています。IMG_6631

NHW11プリウス インバーターの故障、交換

NHW11プリウスのインバーターの故障です、中古のインバーターと交換します。

IMG_6653まずはインバーターを取り外していきます。IMG_6654IMG_6655インバーターを取り外した写真です。次に在庫品の中古のインバーターを用意します。IMG_6656IMG_6658 中古のインバーターが使えるかどうか調べます。高電圧回路ですので1000Vまで測れるテスターを使います。IMG_6660インバーターのウォーターポンプは走行距離が16万キロを超えてくると回転数が遅くなってきます。今回のインバーターの故障もウォーターポンプ不良によるものでした。またクーラントもエンジンのクーラントと別になりますので、インバーター交換後はエア抜きをします。エア抜きが完了すれば作業完了です。この先の日本でも起こりうる症状ですので貴重な体験でした。

IMG_5146 この日はSnap-onのトラックが来ました。IMG_5148メカニックからするとお宝の山のようです。 笑IMG_5150ハンドツールから電動工具、サングラスまでありとあらゆる道具を購入することができます。IMG_5151いつかはSnap-onで揃えたい、と思いつつトラックを見送りました。

IMG_5131二日目の研修も終了です。アメリカには当店にあるソテツの木の10倍以上の大きさのソテツがありました! それでは次回The Hybrid Haven最終日とトヨタディーラーの見学編です。まだまだ続きますが宜しくお願いします!