Jan 13 2017

ZVW30 プリウス 前期 メーターくもり 無償交換  

2017年01月13日金曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。最近は当店の営業車としても活躍中の水色プリウスなのですが、少し気になる症状が出てきました。IMG_0894 4145987f0ba51d88aae7cf6d1385d84c

こちらはわかりやすい画像を使わせていただいてますが、エコドライブモニターの一部が曇ってしまっています。当店のプリウスの場合はよく見たら曇っている、といった感じの状態でしたので写真で写してもあまり分からないぐらいでした。この先こちらの症状が進行すると困るので早いうちに手を打っておきたいところです。 少し調べてみると30プリウスの前期型、平成21年式の一部に対して、メーカーの保証が受けられるようです。

http://toyota.jp/recall/kaisyu/130904_1.html

当店のプリウスもこちらに適合していましたので無償交換していただける事になりました。平成21年式のプリウスは結構台数も多いですし、実際に乗られている方も多いですよね? もしメーターが最近見にくいとか内側が汚れてしまっている方、一度ご自身のプリウスの年式と照らし合わせてみてください!保証期間も平成31年まで延長されていますのでまだ間に合います。 IMG_1593無事にくもりが取れてスッキリしました。もしうちのプリウスは大丈夫かな?と思われているお客様がおられましたらお気軽にご連絡ください!お待ちしています。

Dec 08 2016

ZVW30 プリウス S LED エディション

2016年12月08日木曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。今回は先日納車させて頂いたZVW30プリウスのお話です。

今回納車させて頂いたのはZVW30プリウスの前期型の特別仕様車『LEDエディション』です。 LEDエディションは、本来ならG及びSのツーリングセレクションに装備されるLEDヘッドライトをツーリングセレクションでは無いベースグレードに装備した特別仕様車です。また内装の色合いや装備も、通常モデルとは少し異なる仕様になっています。

今回はお客様からの『ボディーカラーはグレーで』という希望を受け、車体はLEDエディションに限定されました。それに加えてお客様からのもう一つの希望が『後期仕様』にして欲しいという希望です。グレーメタリックは前期型のLEDエディションにしか設定が無い為、見る人が見ればわかる、拘りのある車に仕上がりそうです。それでは制作スタートです。IMG_1259必要となる主な部品は、後期用のフロントバンパー、ラジエターグリル(上、下)ウインカーレンズ左右です。それに加えバンパーを外した所にある発泡スチロール製のエネルギーアブソーバという部品も、前期と後期で形が違う為、交換をお勧めします。

IMG_1280バンパーを外すと普段見えない部分の汚れが見えてしまいますので、まずは掃除からスタートです。IMG_1279こちらがグレーメタリックに塗装した後期用のフロントバンパーです。後期型はウインカーレンズの形がシャープになり、フォグランプが下側のグリルに付くのが大きな特徴です。今回は、これからスポーティーなテイストに仕上げていく予定のこちらの車に合わせて、フォグランプ無し用のグリルを選んでいます。IMG_1285ウインカーのハーネスはそのまま流用可能ですが、配線を固定する位置が前期と微妙に違う為、簡単な加工が必要です。IMG_1292部品の移植も終わり、いよいよバンパーの取り付けです。純正バンパーですので何ら問題なく取り付けできました。灯火類の動作も確認してボディーを全面磨いて、『actticare RH-3』でコーティングし、いよいよ完成です。IMG_1358どうでしょうか?IMG_1363『ZVW30 プリウス S LED エディション 後期仕様』です。街中でグレーメタリックのプリウスを見かけることはありますが、後期型のグレーメタリックは超希少です。このような純正パーツを生かしたパーソナライズもしっかりやらせて頂きます。

外装だけではなく、早めのATF交換や補機バッテリーの交換などの納車整備、安全に乗っていただく為の点検もきっちりさせて頂き、昨晩無事に納車させて頂きました。IMG_1362プリウスは豊富な社外パーツのラインナップも魅力的ですが、このようなグレードによるちょっとした違いも多く、純正パーツだけでも細かい部分まで自分好みに仕上げていくことができます。こちらのプリウスもこれからオーナーさんの手によってさらに進化していく予定です。オーナーさんの元へ旅立って行く姿を見ていて少し寂しさもありました(笑) が、さらにかっこ良くなった姿で再開できる日を楽しみにしながら、次のプロジェクトに取り掛かっていきたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

Sep 24 2016

平成23年式 ZVW30 プリウス 2回目の車検

2016年09月24日土曜日

皆様こんにちは、お世話になります。今回は車検で入庫しました30プリウスのお話になります。今回入庫したプリウスは、新車から5年間乗られている車両で2回目の車検です。走行距離は13万キロ、5年間で13万キロということは年間の走行距離は約2万6千キロ、ということになり、一般的なお客様の平均より多いのではと思います。IMG_0316こちらのプリウスは前回の車検はディーラーで受けられたそうです。その時の走行距離が約6万キロ、ほぼ部品の交換をせずに車検を通された状態でした。そして今回が2回目、走行距離が13万キロに達した状態での入庫となりました。

まずは足廻りです。リアのブレーキに明らかな異常が見られました。IMG_0299左側がこちらの車両の左後ろに付いていたローターです。右側が右後ろに付いていたローターです。右後ろのブレーキパッドの戻りが悪くなり引きずっていて、このような変磨耗した状態になっていました。もちろんブレーキパッドと同時に即交換です。IMG_0298新品のローターと比べると一目瞭然ですね…。こちらのお客様は綾部市から京丹後市の方まで通勤されており、途中の与謝峠は冬場の凍結防止剤の散布や散水の影響で、このように金属部分が傷んでしまう事が懸念されます。IMG_0303 IMG_0305 IMG_0304リアのブレーキパッドは13万キロ無交換でこの状態です。固着の影響で偏磨耗が激しいです。プリウスはモーターでブレーキをかける『回生ブレーキ』のおかげでブレーキパッドが減りにくいです。IMG_0308 IMG_0307 IMG_0314フロントのブレーキパッドも今回交換させていただきましたが、こちらも13万キロ無交換でした。こちらも『回生ブレーキ』の働きで、13万キロ走行してもこれだけパッドが残っています。当店ではお客様の年間走行距離などを聞かせていただき、先を見据えて予防整備をお勧めさせていただくよう心がけております。

続いてはエンジンに点火する『スパークプラグ』です。イリジウムプラグの寿命は10万キロと言われています。IMG_0300 IMG_0301 13万キロ走行されてますのでプラグもかなり汚れていました。電極の消耗も見られ、オーナー様の普段からの走行距離も考慮して、こちらも今回の車検で交換させていただきました。続いてはATFです。

ATFは、メーカーによっては不具合が出るまで交換しないでください、と謳われていることも多いです。しかし気持ち良く乗るためにも当店では定期的な交換をお勧めしています。実際アメリカではプリウスのATF交換を怠って、駆動用モーターに鉄粉が入ってショートする、といった故障事例もあります。IMG_0318左が新品で右が今回交換するにあたって抜き取ったATFです。汚れもですが粘度も落ちているため、潤滑性能の低下が予想されます。

不具合が起こってからのATF交換ではリスクが高いと当店では考えています。プリウスは日頃からのメンテナンスをしっかりしてあげれば故障も少なく、長く付き合っていける車です。当店では故障を未然に防ぐためにも5万キロ走行までに交換していくことをお勧めします。

さらに故障を未然に防ぐ予防整備として『PCVバルブ』も交換しています。PCVバルブが汚れると動作不良を起こして、エンジンオイルを消費してしまうという症状が、アメリカでは起こっていました。当店でも15万キロを目安に交換をお勧めしております。IMG_9432IMG_9430

最後になりましたが、日本では車を所有すれば『車検』というものが常に付きまといます。普通車の場合、車検は2年に1回ですので、修理やメンテナンスもその時にする方が多いです。ただ車検までの2年間に、故障して入庫されるケースも多いです。故障したのが自宅や職場など日常的な場面ならまだしもですが、休日のお出かけ中、ましてや高速道路走行時でしたらものすごく危険ですし、せっかくの休日も台無しになってしまいます。IMG_0319

当店ではオイル交換の時などにも簡単な無料点検を行い、会話をすることができない車に代わり、車のプロとしてお客様に不具合箇所をお伝えするようにしています。それは何よりも、皆様の快適安全なカーライフのためです。IMG_5890これから秋の行楽シーズンです。楽しいお出かけの為に、大事な愛車とのコミニュケーションをとっていきたいですね! 

Aug 18 2016

プリウス 4つの走行モード

2016年08月18日木曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。今日のお話はプリウスの機能の紹介です。今回は4つの種類から選べる走行モードを紹介していきたいと思います。まずは一つ目、ECOモードから紹介していきます。IMG_9994

文字どおり省エネ、ECOモード

IMG_9999一つ目に紹介するのがECOモードです。ECOモードは文字どおりECOな運転をプリウスがアシストしてくれます。アクセルを強めに踏み込んでも燃料を無駄遣いしないようにゆるやかに加速します。IMG_9995またアクセルの反応以外にもエアコンの効きも制御され、そちらの方でも省エネに貢献してくれます。あまり深く考えずにエコ運転ができますので便利な機能ですね!次にその反対とも言える機能であるパワーモードを紹介していきます。

鋭い加速!パワーモード

IMG_9998次に紹介していくのがパワーモードです。こちらのパワーモードはエンジンやモーターの力をフルに使いたい場面で使用します。IMG_9996アクセルを踏み込めば反応良く車が加速します。またエンジンがかかっている時間が他のモードよりも長くなるのも特長です。エンジンをたくさん使うので燃費の悪化は否めませんが、高速道路の合流時などには重宝する運転モードです!

また上り坂が続く峠道などではこちらのパワーモードで走行した方が効率が良く、上手に運転すれば逆に燃費が向上する事もあるようです。次はプリウスの醍醐味とも言えるEVモードです。

モーターのみで静かに走行、EVモード

IMG_0001

 

EVモードは、プリウスの醍醐味とも言える機能です。EVモードでは駆動用のモーターのみで走行できます。ただしメインバッテリーの充電量や水温が低い暖気中などは選択できない場合があります。

モーターのみで長い距離が走れないため、深夜の住宅街など、特別気を使う場面での使用をお勧めします。こちらのEVモードでの走行性能を強化したモデルが『PHV』プラグインハイブリッドという家庭用電源等から充電できるプリウスです。

4つの運転モードでアクセントを

以上の3つがプリウスの特殊な走行モードです。これに加え何もボタンを押していない状態がノーマルモードなのですがノーマルの状態ではこれらの機能をバランス良く使っている状態になります。何もしなくてもコンピューターでしっかり制御してくれるのですが上記の3つのモードを使うことによって少しプリウスのキャラクターを変えることができます。

プリウスは乗っていて面白くない車と言われがちなのですが、このような機能を試しながら乗ってみると新たな発見ができたりします。IMG_9392

また、このような機能を駆使して、いかに燃費を良くできるか、などゲーム感覚で運転できるのもプリウスならではの楽しみです。現行型プリウスでは写真のように、プリウスがドライバーの運転を採点してくれる機能もあります。

これからプリウスを購入する予定がある方もこちらの『走行モード』を把握された上で乗られるとより魅力的に感じてもらえるかと思います。プリウスの魅力は燃費だけではありません。今後も機能の説明やアクセサリーの紹介など、プリウスの魅力を随時発信していきます(^^)

Aug 02 2016

ZVW30 プリウス PCVバルブ交換

2016年08月02日火曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。 今回は30プリウスの『PCVバルブ』という部品を交換しました。 PCVバルブは、ポジティブクランクケースベンチレーションの略で、積極的にクランクケース内を換気する、といった意味合いでエンジン内に溜まる汚れた未燃焼ガスを吸気側に戻す為のものです。

先日ブログやFacebookでお伝えしておりました海外研修でお世話になったアメリカのハイブリッド専門店、The Hybrid Havenでは、PCVバルブ不良が原因でエンジンオイルを消費してしまうというトラブルがあり、15万キロ走行時に、PCVバルブの交換を推奨していました。 当店の代車30プリウスが今回の車検時の走行距離で14万キロを超えていましたので、故障を未然に防ぐために交換しました。  IMG_9424PCVバルブは車体下からの方が交換しやすい場所に付いているためアンダーカバーを取り外します。IMG_9427のコピー矢印の部分にPCVバルブがあります。今回はこちらのPCVバルブ本体とそれに繋がるホースを交換していきます。ホースを外してPCVバルブを取り外します。IMG_9432上が新品のPCVバルブ、下が取り外したPCVバルブです。汚れたガスが通る事もあり茶色く変色しているのがわかると思います。IMG_9430新品のホース、バルブ本体、クリップ2個、以上が今回使用する部品です。IMG_9435ホースを繋いで抜けないようにしっかりクリップで固定し作業完了です。

交換自体は難しい作業ではありません。マイナーな部品ですがエンジンオイルを消費するということは重大なエンジントラブルに繋がるのでこちらの部品は壊れる前に交換することをお勧めします。30プリウスも走行距離10万キロを超える車体が増えてきています。気になったお客様は是非当店にお問い合わせ下さい。

最後に、使用した部品名と部品番号です。

12204-37010 ベンチレーションバルブ

12261-37060 ベンチレーションホース

90466-22005 ,92467-15120 ベンチレーションクリップ

 

Jul 28 2016

30 プリウス前期 ハイブリッドメインバッテリー 異物侵入防止フィルター

2016年07月28日木曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。連日暑い日が続いていますね。暑いのは人間だけでなく車も同じです。30プリウスの後部座席付近にはハイブリッドシステム用のメインバッテリーが搭載されています。そして後部座席右側にそちらのバッテリーを冷却するためのファンの通気口があります。

30プリウス前期型はこちらの通気口入り口にフィルターがないためホコリなどの異物が侵入してしまう恐れがあります。実際に埃が入りバッテリーがショートした事例もあるようです。

そういったトラブルを未然に防ぐためにトヨタ自動車より専用のフィルターが発売されています。IMG_9509こちらがフィルターです。取り付けにあたって工具などは必要ありません。IMG_9511こちらの通気口に被せるだけですのでとても簡単です。それでは実際に取り付けていきたいと思います。IMG_0163

IMG_0164専用品だけあり、きっちり取り付けできます。細かい部品ですがメインバッテリーがショートするという事はかなり重大なトラブルですので、こちらのフィルターで出来るだけ予防したいですね!こちらは吸気口ですのでフィルターでゴミの侵入を防ぐ事も大事なのですが、荷物などで塞がらないようにする事も大事ですので注意しましょう。

最後に、今回使用した部品は、

G92DH-47010  Filter HV Battery

です。 前期型のZVW30プリウスにお乗りの方でフィルターが付いてない方、予期せぬ大出費を防ぐためにもオススメです! 価格も500円ほどですのでお気軽に当店までお問い合わせください。

Jul 19 2016

海外研修 Part4 The Hybrid Haven最終日 Toyotaディーラー見学

2016年07月19日火曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。 海外研修パート4、今回でThe Hybrid Haven  での研修は終わりです。それでは最終日の様子です。まずは夏に欠かせないエアコンのお話からです。

プリウスのエアコン

IMG_5102こちらはエアコンマシーンです。エアコンの冷媒を規定量注入するには欠かせない機械です。NHW20プリウスからエアコンのコンプレッサーが電動になりました。それに伴ってエアコンコンプレッサーに使うオイルも機械式のコンプレッサーを使う車両とは異なります。

電動コンプレッサーに使われるエアコンオイルは絶縁性の高いPOE(ポリオールエステル)というオイルです。機械式のコンプレッサーに使うPAG(ポリアルキレングリコール)と混ざると絶縁不良を起こし、エンジン不調が起こるといった事例もあるようです。それらのトラブルを未然に防ぐためにもハイブリッド車のエアコン修理や点検にエアコンマシンは欠かせません。

IMG_5105また写真のエアコンオイルは電動コンプレッサー車でも機械式のコンプレッサーの車でもどちらでも使えるものです。同じプリウスでも初代プリウスは機械式のコンプレッサーですのでこのような兼用のオイルはとても便利ですね。

長距離運転前のメンテナンス

IMG_5155700キロの長い道のりを帰る前にKyoei USAのプリウスもメンテナンスします。IMG_5158IMG_5165オイルは当店でも使用しているENEOS SUSTINAがアメリカでも販売されていますのでこちらを使います。日本生まれのオイルですが英語表記のパッケージです。IMG_5164メンテナンスも終わりThe Hybrid Havenの皆様ともお別れの時間が近づいてまいりました。

The Hybrid Havenを離れ次の目的地へ

長いようで短かったペタルマ、The Hybrid Havenでの研修でした。IMG_5211The Hybrid Haven の皆様はとても優しく親しみやすかったです。今回の経験は必ず日本でも生かしていきたいです。The Hybrid Havenの皆様ありがとうございました!IMG_5208次に向かうのはToyotaのディーラーです。ここでも日本との規模の違いに驚かされました。

Toyota ディーラー見学

IMG_5266

Hansel Toyota Scion に到着しました。外観もショールームもとても綺麗です。13339450_1044632532280014_4083704410070871659_n米国トヨタの中でも少し若者層をターゲットにしていたSCION(サイオン)というブランドからFR-Sという車名で販売されていたトヨタ86もSCIONブランドがなくなったことにより、アメリカでも『86』の車名で販売されることになりました。13332937_1044632495613351_6523084714248021122_nサービス工場の中も見学させていただきました。IMG_5232とりあえず広いです。そして広いですが物が少なくすっきりしています。IMG_5237IMG_5248IMG_5241

ここでもメカニック1人1人がいかに効率のいい仕事をするか考えながら仕事をしていることがもの凄く伝わってきました。IMG_5265工場の中まで見せていただき、ここでも貴重な経験ができました。パート4はこの辺で終了です。次回は日本でもステッカーを貼った車をよく見かけます『Stance nation』のエルビス氏のオフィス、その近所にありますチューニングショップ『Speed Element』をレポートしたいと思います!

 

Jul 14 2016

海外研修 Part3 The Hybrid Haven編 その2

2016年07月14日木曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。今回は前回に引き続きThe Hybrid Haven編です。二日目からは実際に車にも触れて勉強させてもらっています。それではレポートしていきたいと思います。

アメリカでのマイナーサービス

アメリカでのマイナーサービスとは、日本でいう12ヶ月点検のようなものです。チェック項目に従い車の点検を行います。IMG_6622チェックシートはきっちり色分けがしてあり分かりやすいです。こちらの項目をチェックしていきます。 IMG_4978これはバッテリーチェッカーです。バッテリーの電圧だけでなく温度も計ります。バッテリーの温度を計ることによって環境に応じたより正確な診断ができます。IMG_4980 IMG_4981バッテリーをチェックした後は、エアコンフィルターのチェック、ワイパーのチェック、ヘッドライトやテールランプなどの電気回りのチェックを行います。

IMG_4982エンジン周りのチェックも行います。IMG_6612リフトを上げて足廻りのチェック、タイヤローテーションを行います。それが終わるとオイル交換、オイルエレメントを交換します。IMG_6615大まかな説明になってしまいましたが以上がアメリカでのマイナーチェックです。1回のリフトの上げ下げで作業が終わるように段取りが組まれています。次に故障例を紹介していきたいと思います。

プリウスの故障事例

駆動用モーター

IMG_6483こちらは約10万キロ走行したプリウスの駆動用モーターです。IMG_6482写真の部分がショートしてしまっています。こうなってしまった原因は10万キロ走行する間1度もATFを交換していなかった為、鉄粉がモーターの方へ回ってしまったことによりショートしたようです。

PCVバルブ

PCV(ポジティブクランクケースベンチレーション)バルブは、ブローバイガス(シリンダーとピストンの間から吹き抜けてしまったガス)をインテークマニホールドに戻して燃焼させる為のホースの途中についています。IMG_6514

スロットルバルブから吸入される空気量に応じて、ブローバイガスを吸入させる量をコントロールするのがPCVバルブです。

30プリウスでは走行距離20万キロを超えるとPCVバルブが開きぱなしになってしまうことがあり、エンジンオイルを消費してしまいます。

そのためThe Hybrid Haven では15万キロ走行時に、PCVバルブ、ホース、プラグの同時交換することを推奨しています。IMG_6631

NHW11プリウス インバーターの故障、交換

NHW11プリウスのインバーターの故障です、中古のインバーターと交換します。

IMG_6653まずはインバーターを取り外していきます。IMG_6654IMG_6655インバーターを取り外した写真です。次に在庫品の中古のインバーターを用意します。IMG_6656IMG_6658 中古のインバーターが使えるかどうか調べます。高電圧回路ですので1000Vまで測れるテスターを使います。IMG_6660インバーターのウォーターポンプは走行距離が16万キロを超えてくると回転数が遅くなってきます。今回のインバーターの故障もウォーターポンプ不良によるものでした。またクーラントもエンジンのクーラントと別になりますので、インバーター交換後はエア抜きをします。エア抜きが完了すれば作業完了です。この先の日本でも起こりうる症状ですので貴重な体験でした。

IMG_5146 この日はSnap-onのトラックが来ました。IMG_5148メカニックからするとお宝の山のようです。 笑IMG_5150ハンドツールから電動工具、サングラスまでありとあらゆる道具を購入することができます。IMG_5151いつかはSnap-onで揃えたい、と思いつつトラックを見送りました。

IMG_5131二日目の研修も終了です。アメリカには当店にあるソテツの木の10倍以上の大きさのソテツがありました! それでは次回The Hybrid Haven最終日とトヨタディーラーの見学編です。まだまだ続きますが宜しくお願いします!

 

Jul 08 2016

NHW20プリウス ハイブリッドシステムメインバッテリー 交換作業

2016年07月08日金曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。先日、ハイブリッド車に関する講習の記事をアップしました。それを踏まえて今回は当店で実際にNHW20型プリウスのハイブリッドシステムメインバッテリーの取り外し、取り付け作業を社内勉強会という形で実践してみました。まずは簡単にメインバッテリーの役割について説明していきたいと思います。

メインバッテリーの役割

ハイブリッドシステムメインバッテリー、駆動用バッテリーとも呼ばれます。このバッテリーはハイブリッド車の第二の心臓とも言えるモーターを駆動するための電力を貯めておくものです。このメインバッテリーが寿命を迎えるとハイブリッド車として機能しなくなってしまいます。

メインバッテリーの寿命

IMG_0078こちらがメインバッテリーです。20プリウスのハイブリッドシステムメインバッテリーは走行距離約15万〜20万キロで交換時期が来ると言われています。バッテリーがダメになるとメーター内に異常を示すランプが点灯します。IMG_0081リアシート、トランク周りの内装を取り外すとメインバッテリーがあります。あとは固定されているボルトを外し、配線部分のカバーを開けて配線を取り外せばバッテリーを取り外すことができます。

IMG_0082バッテリーを取り外しました。重さが約40キロほどあります。一人で車外に出すのは少しきついです。

メインバッテリーの分解、点検

今回はバッテリーのカバーを外し液漏れなど、不具合が無いかチェックしました。IMG_0093トヨタのマークが入っている部分がコントロールユニットと呼ばれる部品です。IMG_0091IMG_0092

バッテリー上部にあります黒いゴム製のチューブはバッテリーから発生する水素ガスを排出するためのチューブです。劣化して穴が空いていたりするとガスが車内に漏れ出てしまうため交換が必要な部品です。IMG_0088車体につながる配線です。高電圧回路はオレンジ色の線で区別されているのも特長です。バッテリーを外し、逆の手順で取り付けて作業は完了です。IMG_0077作業は約1時間〜1時間半ほどで完了しました。バッテリー本体が重いため二人以上の作業になりますが安全に気をつければ決して難しい作業ではありません。普段は見えない部分にあるメインバッテリーですが見えないだけに気をつけていただきたい点があります。

メインバッテリーの冷却ファン

IMG_0118リアシート脇にありますこちらのダクトがバッテリーを冷やすためのファンの通気口です。バッテリーが囲われた場所にあるためダクトを使い冷たい空気を導入する仕組みです。またリアシートを外して組み付ける時にダクトがきっちり入っているか確認する事も重要です。

またこの通気口を塞いでしまわないようにしてください。最悪の場合バッテリーがオーバーヒートしてしまう場合がありますので注意が必要です。

最後になりましたがメインバッテリー交換はまだまだ日本では馴染みが無い作業かもしれません。しかし20プリウスもまだまだ現役で活躍している車種ですし30プリウスも走行距離の多い車両が増えてきています。プリウスは故障が少なく長く乗れる車種ですのでこれからメインバッテリーの交換も増えてくると思います。メインバッテリー交換も当店にお任せください。より安全で快適なカーライフを作っていきましょう!

 

Jul 07 2016

エンジン電子制御及びハイブリッド車の基礎講習会

2016年07月07日木曜日

皆様こんにちは、先日行われたハイブリッド車の基礎を学ぶ講習に行ってまいりました。 こちらの講習ではハイブリッド車の基礎知識、それに伴う電気の知識を学ぶことができます。 IMG_8910ここ数年日本ではハイブリッド車の販売が増えて街で見かけることも多いです。当たり前になっていく一方で中身がどうなっているのか以外と知られていないのも現状かと思います。

ハイブリッド車とはエンジンに加え電気モーターが積まれておりその二つが力を合わせて走る車です。エンジン動力をモーターが補助することにより燃費が良くなる仕組みです。

普通の車より電気を多く使うためハイブリッドシステム用の大きなバッテリーが積まれていることも特長です。またそちらのバッテリーが約200ボルトの電圧を発生するため、自動車整備の知識とは別に電気の知識も必要とします。

今回の講習では実際に20型のプリウスを使って故障診断とハイブリッドシステムのバッテリーを取り外すという実習も受けることができました。今回の実習ではデンソー製の診断器 DST-Iを使用しました。

ダウンロード

IMG_8926-576x1024  

こちらの診断器はトヨタ車に強いモデルです。こちらを使うと、他の診断器よりもさらに詳しく故障箇所を絞り込むことができます。今回の実習車は、ハイブリッドバッテリーからの液漏れによる短絡という故障車です。IMG_0072従来の診断器では526というところまでしか表示されないのがデンソーの診断器では612というところまで絞り込んでくれます。これにより確実な故障診断と作業時間の短縮が期待できます。故障箇所が絞り込めた所で実際にバッテリーの取り外し作業に入ります。IMG_8922のコピーハイブリッドシステム用のバッテリーは後部座席の真後ろにあります。トランクの内貼り、リアシートを外す必要があります。そちらを外して補機バッテリーのマイナスターミナルを外します。矢印部分のオレンジの部分がサービスプラグになります。こちらを外すと高電圧回路が遮断される仕組みです。IMG_8934 高電圧回路を触る場合は感電を防ぐために絶縁手袋をしないと危険です。IMG_8935 IMG_8936IMG_8937バッテリーを外した後の写真です。バッテリーの重さは40キロほどありますので二人以上での作業が安全です。IMG_8938 IMG_8947内部は28個のセルに分かれていて1個あたり7.2V、28個で約200Vの電圧を発生します。  写真のオレンジの線が先ほどのサービスプラグにつながる線です。この位置で電源を遮断することで外に電気が流れなくなる仕組みです。IMG_8957今回の講習を受けた事によって、当店でも経験したことのない故障事例など様々な情報を得ることができました。これらの情報はお客様の車に不具合が起きた時の故障診断やこれから起こりうる故障を未然に防ぐ対策などに必ず役に立ちます。当店ではそういった情報や知識を集めるための活動をこれからも続けていきます。