Jul 03 2017

20 プリウス メインバッテリー セル交換

2017年07月03日月曜日

皆様こんにちは、お世話になっております。当店の代車として大活躍しているNHW20プリウスなんですが、つい先日ハイブリッドシステムの以上を示す警告灯が点灯しました。診断機をつなぎ確認したところ、やはり電池内部異常(コードP0A80)が検出されました。電池内部異常は、ハイブリッドバッテリー内のセルの電圧にバラツキが起きた時に出る異常です。IMG_3781この並んでいるグレーの部品がバッテリーのセルです。セルはバッテリーを構成する単位で、一定の出力、電圧、容量を得るために複数のセルを連結し、一つにしたものを一般的に『バッテリー』と呼びます。簡単に言うと乾電池のようなものです。 20プリウスの場合は28個のセルでメインバッテリーが構成されています。今回はそのうちの1つに電圧不足が見られました。IMG_3800診断機で確認するとブロック12、IMG_3777テスターで確認するとX印をつけたセルが電圧が低く出ています。IMG_3778これがセル単体です。これだけで約7.7V程の電圧を発生します。こちらを今回不調を起こしているセルと交換していきます。IMG_3788絶縁工具と絶縁手袋は必需品です。IMG_3782バッテリーコンピューター等も取り外します。バッテリー1つでも部品点数は多いです。IMG_3789セルの入れ替えも終わりました。車に積んで診断機を繋ぎバッテリーのチェックをします。IMG_3801これが交換直後です。バッテリーブロック12の電圧が改善されているのがわかると思います。少し走行しもう一度確認すると、IMG_3802さらに数値が良くなり、正常に充電されていることがわかりました。 今回はあくまでも勉強のためにバッテリーを分解してみました。お客様にはバッテリーの交換をオススメします。今回の分解修理でセルの交換でバッテリーが復活することがわかり、内部の構造も以前より理解でき、良い経験ができました。IMG_3809セル交換後3日経ちましたが今の所異常は出ていません。これから定期的に電圧のチェックをしてバッテリーの健康状態の管理をしていきたいと思います。研究とまではいきませんが、このような経験を生かして皆様がハイブリッド車に対して持たれている『謎』な部分を少しでも取り除けていければと思います! 少し難しいお話でしたが最後まで読んでいただきましてありがとうございました〜!

Apr 17 2017

NHW20 プリウス ハイブリッドシステムメインバッテリー交換

2017年04月17日月曜日

皆様こんにちは、4月15日の土曜日に、大阪府在住のお客様からご依頼を受け、NHW20型プリウスのハイブリッドシステムメインバッテリーを交換させていただきました。今回入庫したプリウスは平成16年式、走行距離が164485キロです。あメインバッテリーは16万キロを超えたあたりから不具合を起こしやすいと言われていますので仕方がないかなといった所でしょうか。

お客様は2月に車検を受けられたばかりで、『車検が切れるまでは乗り続けたいけど高額な修理代は避けたい』と話しておられました。リサイクルバッテリーでの交換も勧めさせていただいたのですが予算が合わず今回は中古品のバッテリーを使用し交換させていただく事になりました。 IMG_3008   今回ご用意させていただいたバッテリーは走行距離約13万キロの車体から取り外した物です。もう少し程度の良い中古品もありましたが、新品のリサイクルバッテリーとの価格差があまりなかった為、お客様との打ち合わせの結果、今回はこちらのバッテリーを使用する事になりました。IMG_3003 バッテリーを取り外す前に故障の内容を確定するための診断を行います。症状がハッキリしないまま作業を進めると、必要ない部品を買ってしまったり等思わぬ出費を招いてしまう事だってあります。IMG_3006

ハイブリッドバッテリ系異常が検出されました、さらに詳しく解析すると、電池内部異常が出ました。IMG_3018こちらの数値を見れば、バッテリーが充電不良を起こし、バッテリー内の電圧にバラツキがあることがわかります。こちらのデーターを確認した上でバッテリー交換作業に入ります。IMG_3010IMG_3013IMG_3014作業は1時間半ほどで完了します。数キロの試乗後も異常は見られなかったので無事に納車です。IMG_936920プリウスは中古市場の相場もかなり下がり、営業車や通勤車など、割り切った使い方をされる場合にもオススメです。性能や燃費も現行車に負けず劣らずです。しかしながら年式的にも過走行な車体も多く、常に付いて回るのがメインバッテリーの寿命ではないでしょうか?

20プリウスの場合はリサイクルバッテリーがトヨタ自動車より発売されていましてそちらは純正バッテリーよりも5万円ほど割安で、10万円を切るぐらいの価格です。走行距離16万キロぐらいから不具合を起こしがちなメインバッテリーですがエンジン自体はまだまだ走れる場合が多いです。バッテリーを変えてでも乗り続ける価値は十分あるのではないかと、当店では考えています。

今回のケースでの修理金額は、

中古メインバッテリー47250円、

工賃17280円、

合計64530円でした。

今回のお客様のように『次の車検での乗り換えが決まっている』等、次の計画がしっかりと出来ている場合は中古バッテリーの使用も良いかなと思います。ただ中古品は品質の保証ができませんのでご理解は必要です。

ハイブリッド車に乗る上で皆様が気になされるメインバッテリーの寿命問題もかなりハードルが低い問題になってきました。メインバッテリーが原因で乗り換えを考えている方も1度ご検討されても良いかと思います。20プリウスだけでなく30プリウス、アクア等も対応させていただきます。お問い合わせフォーム、電話等でお気軽にお問い合わせください。よろしくお願いします。